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IPoEとPPPoEを併用するための環境を作ってみた

      2023/01/02

自分が後からみてわかるような記載粒度で備忘録的に書きます。
ネットワーク関連について間違っている記載があればコメントなどで指摘していただけると喜びます。

目的
IPoE環境化だと速度面は早くなるが、IPv4におけるポート開放ができなくなる。(一部対応ポートは開放できるが、well-known portについて基本開放できない)
そのため、二重ルーターを構成してIPoEによるインターネット接続と従来のPPPoEを使用したIPv4によるインターネット接続両方を使用可能にする。

現状(参考画像)

作成した環境(参考画像)

手順
IPoE接続対応ルーター(RS-500MI)で、「PPPoEパススルー」を許可し、PPPoE設定をするルーター(WN-AX1167GR2)と接続する。
また、同一ネットワーク上でどちらの接続先も利用できるようにしたいため、
PPPoE設定をするルーターからIPoE接続対応ルーターにLANポートを接続する。
PPPoE設定をするルーターにアクセスし、PPPoE設定を行う。
また、PPPoE設定をするルーターはLAN側のIPアドレスを固定、DHCP機能をオフ、IPv6パススルーをオフの設定を行う。

自環境では、同一セグメントにするために以下のようなIPアドレス設定にした。
IPoE接続対応ルーター(192.168.1.X)
PPPoE設定をするルーター(192.168.1.1XX)

結果
ルーター同士を2本のLANケーブルで繋げるため違和感はあるが、同一ネットワーク内のために同時利用可能となる。
IPv4 onlyに接続したい場合は、デフォルトゲートウェイの設定を192.168.1.1XXにすれば良いし、
IPv6 over IPv4接続をしたい場合は、192.168.1.Xとすれば良い。

参考にした記事
http://dotsukareta.blogspot.com/2017/04/v6ipv4pppoe.html

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